ひかりちゃんの悲観的絵日記

絵日記要素はあるかもしれないしないかもしれない。

2020-01-01から1年間の記事一覧

『無能なナナ』アニメ第13話感想

この記事はアニメ『無能なナナ』第13話の感想記事です。原作のこの先の展開のネタバレはありませんが、既にアニメ化された箇所に関する原作との比較コメントは含むのでご注意ください。なお、直接的なことを言わずとも「原作を読んで先を知っている人間がこ…

巨大クリスマスリース

私は小さい頃クリスマスが好きでした。そしてそのことは、当時住んでいた家の近くにあった東急百貨店に深く関係しています。 その東急デパートは駅の2階から渡り廊下で繋がっていて、5階建てくらいのビルに入っていました。そのビルの1階から3階くらいまでは…

『無能なナナ』アニメ第11-12話感想

この記事はアニメ『無能なナナ』第11-12話の感想記事です。原作のこの先の展開のネタバレはありませんが、既にアニメ化された箇所に関する原作との比較コメントは含むのでご注意ください。なお、直接的なことを言わずとも「原作を読んで先を知っている人間が…

『無能なナナ』アニメ第10話感想

この記事はアニメ『無能なナナ』第10話の感想記事です。原作のこの先の展開のネタバレはありませんが、既にアニメ化された箇所に関する原作との比較コメントは含むのでご注意ください。 冒頭を除けば全体的に静かでゆったりとした印象の回でしたね。ストーリ…

『無能なナナ』アニメ第8-9話感想

この記事はアニメ『無能なナナ』第8-9話の感想記事です。原作のこの先の展開のネタバレはありませんが、既にアニメ化された箇所に関する原作との比較コメントは含むのでご注意ください。 何を書こうか考えているうちにもう10話も放送されてしまいました。原…

『無能なナナ』アニメ第7話感想(原作ネタバレ無し)

この記事はアニメ『無能なナナ』第7話の感想記事です。原作のこの先の展開のネタバレはありませんが、既にアニメ化された箇所に関する原作との比較コメントは含むのでご注意ください。 『ナナ』の話ではないのですが、アニメの感想ってどういうスタイルで書…

『無能なナナ』アニメ第6話感想(原作ネタバレ無し)

この記事はアニメ『無能なナナ』第6話の感想記事です。原作ネタバレはありません。ただし、アニメ化された部分に関しての原作との比較コメントはありますので、原作未読の方はご注意ください。また、アニメ第6話自体のネタバレは含みます。 今回はネクロマン…

ひかりちゃんの楽曲集その2 ~ボーカル編~(さとうささら)

こんにちは。ひかりです。前回の記事に引き続き、私が作った楽曲を紹介していきたいと思います。 前回はYouTubeにある音源を紹介してきましたが、今回はニコニコ動画に上げたものです。サイトの違いだけでなく、前回の楽曲が主にMuseScoreで作った音源を再生…

YouTubeで聴ける! ひかりちゃん作の楽曲集

こんにちは。ひかりです。私は曲を作るのですが、ツイッターのフォロワーからは全然聴いてもらえている感じがしません。だからというわけではありませんが、ネット上で公開している自作曲を紹介していきたいと思います。主にYouTubeとニコニコ動画で公開して…

超越論的なもの

「超越論的(transzendental)」という言葉があります。カント哲学で有名な言葉らしいですが、私はなぜか昔からこの言葉を〈対立を可能にするようなものに関わる〉というような意味で使っていました。私はこの言葉の正しい使用についてそれなりに責任ある立…

『無能なナナ』アニメ第5話感想(原作ネタバレ無し)

この記事はアニメ『無能なナナ』第5話「能力者 VS 無能力者 PART 2」の感想記事です。第4話までを振り返った前回の記事とは異なり、原作ネタバレを含みませんので、アニメ勢の方でもご安心してお読みいただけます(リンク先の記事はネタバレ有ですのでご注意…

『無能なナナ』アニメ第4話までを振り返る(※原作ネタバレあり)

テレビアニメ『無能なナナ』の3分の1ほどが終わりましたが、ここらで振り返り的な記事を書いておこうと思います。真っ当な感想記事ではなく、自分がこの作品をどう観てきたかという自分語り要素と、アニメはこういう感じが実現できたら成功しそうという後方P…

世界消滅音頭

世界が存在しているのは何かの間違いだという気持ちがずっとあったのですが、他方で、「間違い」と言ってもそれは偶発事に起源をもつのではなく、ある意味必然的な流れによって生じてしまった事態だとも思ってきたわけです。世界が存在しているのが間違いだ…

夏休みの自由研究:公理的関数論1

やりたいこと 関数の体系を公理的に特徴づけ,関数の特別な場合として集合を定義したいです. 関数論の公理系ATFをつくります. 注意 特に先行研究とかは見ていません. 数学の素人が何の経験も無しでやるので,全然興味深くない体系ができたり,全然関数の…

「夏は存在しない」という感覚について

私は昔から「夏は存在しない!」と言って回っていました。まあ夏は存在するのですが、どうも私には存在しないように思えたのです。もうちょっと言うなら、「いま夏の中にいるぞ~!」という風に思ったことが無く、「もうすぐ夏だなあ」とか「夏にはこんなこ…

明日への不安を鎮める方法

明日とか未来のことが不安で眠れないときってありますよね。今日はそういうときに気持ちを落ち着ける方法を紹介します。 まず、過去の自分を他人と思うトレーニングをしましょう。遠い過去のことを思い出してください。たとえば〈幼少期にハマっていたけれど…

分を弁えること

最近私は「分を弁える」ということについてよく考えるようになりました。人にはそれぞれ能力や地位に応じた持ち分のようなものがあり、それがどこまでの範囲に及んでいるのかちゃんと知っておく、というのが「分を弁える」の意味だと思います。この意味での…

深夜アニメやラノベなどに対するイメージの変遷

小中学生の頃、深夜アニメやラノベなどに代表される文化にかなりのマイナスイメージをもっていました。不健全・不道徳・いかがわしいといったイメージです。「ハルヒ」を視聴していると公言してはならないし、ラノベを持っているところを見つかれば石を投げ…

束論の勉強1:束の2通りの定義とそれらの同値性

論理学方面の関心から束論について勉強したいと思うようになったので,このシリーズでまとめます.束は代数構造の一種で,論理の意味論を組むときに出てくるブール代数やハイティング代数などの代数構造は束として表されます.束について理解すると論理学の…

古代文明・宇宙・生命

定期的に、「古代文明・宇宙・生命」みたいなテーマでネットサーフィンをしたくなることがあります。具体的には、「ピラミッドはどうやって造られたのか?」とか「生命の起源は宇宙からやってきた」とか、そういう話を読みたくなります。Wikipediaの「世界最…

夏にすることと今日これからすること

夏には何かをしたいと毎年思っています。「何か」と言っても何でもいいわけではなく、いわゆる夏らしいことがしたいのでしょう。 花火を見るというのは夏らしいことのひとつです。私はいつからかひとりで花火大会に行くことが好きになりました。花火大会は人…

子どもの頃に戻りたいか

子どもの頃には戻りたくないです。とは言っても、現在と比べて子ども時代がめちゃくちゃ不幸だったわけではありません。楽しい思い出もたくさんあるし、今となってはできないような体験もいろいろしたというのが現在の印象です。ではなぜ戻りたくないか。そ…

友だちとの交流の仕方

「本当に気ごころ知れた友だちなら何時間でも語り明かせる」みたいな世界観を私は受け容れていません。気ごころ知れた友だちでも8時間話し続けたら嫌になります。雑談のポテンシャルなんてそんなものだと思っていますし、人が人と交流する際には、相手が誰で…

連続体仮説の勉強その4:構成可能性公理と一般連続体仮説

前回は,選択公理(AC)と一般連続体仮説(GCH)をZFに付け加えても(ZFが無矛盾なら)矛盾しないことを示すゲーデルの証明を追うための準備と称して,とというふたつの宇宙を紹介しました.が冪集合をとるという操作をベースに,反復的な操作によって階層を…

SeikinTV関連の記事への序文

この記事ではSeikinTVの一般的特徴について述べます。SeikinTVとは、YouTuberのSEIKIN(セイキン)さんのメインチャンネルです。SEIKINさんはHIKAKINさんの兄です。動画の方向性はHIKAKINさんとかなり似ており、商品紹介や料理・工作系の動画が多いですが、H…

連続体仮説の勉強その3:フォン・ノイマン宇宙Vとゲーデルの構成可能宇宙L

一般連続体仮説 前回は順序数のクラス上の再帰でアレフ数を定義したところで終わりました.順序数に対しては,なるどの順序数に対してもとは異なるような最小の無限順序数です(要はそれまでのアレフ数に出てこなかった順序数の中で最小の無限順序数). さ…

演奏者であることをやめる

私は長いこと音楽演奏を趣味としてきたのですが、最近「演奏者」というアイデンティティをもとうとすることはやめようと思いました。今までの経歴を述べると、3歳からヴァイオリンを始め、中学時代にはピアノを習い、高校では弦楽合奏部(ヴァイオリン・ヴィ…

「夢の元ネタは記憶」説

夢って不思議ですよね。見たこともないような光景をすごくリアルに見ることができます。でも完全に自分の想像力?の産物というわけでもなさそうだし、夢の素材はどこからやってくるのでしょうか。 哲学者のアンリ・ベルクソンは、夢は暴走した記憶ではないか…

音楽を聴かない

中学校に入ったあたりから、周りの人たちがアイポッド?やウォークマン?で音楽を聴き始めました。「え、みんなそんなに音楽に興味あったの」と、かなり戸惑った覚えがあります。歩くときにもイヤホンをしている人が多く、一気に「三度の飯より音楽が好き」…

連続体仮説の勉強その2:順序数・基数・アレフ数

前回は超限再帰定理図式の説明をしたところで終わりました. 超限再帰定理図式 を集合上の整列順序とする.このとき,が集合全体のクラス上で定義された関数クラスならば,を定義域とする関数であって,に対してとなるような関数が唯一存在する.*1 今回はこ…