ひかりちゃんの悲観的絵日記

絵日記要素はあるかもしれないしないかもしれない。

夏にすることと今日これからすること

 夏には何かをしたいと毎年思っています。「何か」と言っても何でもいいわけではなく、いわゆる夏らしいことがしたいのでしょう。

 花火を見るというのは夏らしいことのひとつです。私はいつからかひとりで花火大会に行くことが好きになりました。花火大会は人とはぐれやすいので、それを防ぐためにグループの連携は密になって、単独行動はとりにくくなります。このあたりが不自由だなと昔から感じていて、あるとき、ひとりで青梅(東京都の西部にある市)の花火大会に行き、会場からは正反対の方向に歩いて街の方から花火を見たのですが、これはかなり楽しかったです。会場でなくても花火がそれなりに見えるという青梅の特性に依るところが大きいのでしょうが、地元の人が玄関の前に椅子を出して花火を眺めているところが目に入ったり、だんだん渓流っぽくなって夜には闇が深くなる多摩川の橋上で背後に花火の音を感じたりと、それまでには無かった体験が色々できました。

 旅行に行くという手もあります。大学生の頃、青春18きっぷを使って、鈍行で岐阜の養老まで行ったことがあります。途中下車もしながらだったので片道の移動に一日かかりました。東海道線はとにかく静岡県が長くて、静岡・浜松・弁天島あたりで降りた記憶があります。線路はたぶん夏らしいですし、熱海や弁天島のあたりなど、海も見えたので、これも夏ポイントです。岐阜ではお酒が汲めるということで有名な滝も見ましたが、滝が夏らしいかはちょっと分かりません。

 上の二つは今年はちょっと厳しいかなと思っています。代わりに、自転車で遠くに行くというのも良いですね。5年前、私は自転車で多摩川を上って奥多摩湖というところまで行きました(「自転車で遠くまで行こう」の記事も参照してください)。片道60kmくらいで、うちとの標高差は450mくらいです。8月の夏の盛りで、奥多摩駅のあたりまではコンビニも多くて楽だったのですが、その後一切のお店も自動販売機も無く、水分が足りなくて死にかけた思い出があります。しかし、川沿いや、照り返しの強い市街地のコンクリートの上や、街と比べてかなり気温の下がる山林の中などを自転車で抜けていくのはかなり夏らしかったといえるでしょう。

 あとはビアガーデンですね。ビアガーデンには大学時代行ったことがなく、初めて行ったのはつい最近です。やはり屋外でビールを飲むことがポイントだと思います。今年も行きたいのですが、これもこの調子だと無理ですね。なので、おうちのベランダでお酒を飲むことで代替しようと思います。バルコニーと言いたいところですが、うちはベランダです(屋根があるのがベランダ、無いのがバルコニーらしいです)。今日はYouTuberのSEIKINさんの誕生日なので、これからベランダに椅子と机をセットして、スマホで彼の動画を観つつ、レモンサワーを飲もうと思います。ビールではありませんが、レモンサワーの方が夏らしいかもしれません。