ひかりちゃんの悲観的絵日記

絵日記要素はあるかもしれないしないかもしれない。

ひかりちゃんの長所と短所、周りの人々との関係

 この記事では私ひかりちゃんの長所と短所について述べます。一般に人は自分自身のことについてよく分かっていないことが多いので、私が私自身の長所と短所について述べるときも、それはかなり怪しい話になりえます。他方、私は自分のことがよく分かっているからポジティヴでいられるのかなとも思っており、その点でこれから語ることはそれなりに信憑性があると考えます。

 以下の長所と短所は、周りの人が私をどう見るかという観点と強く結びつけられた形で語られます。言ってしまえば、私をよく見せている性質が私の長所で、悪く見せている性質が私の短所として挙げられます。それ以外の長所と短所もたくさんありますが、本記事では割愛します。

ひかりちゃんの長所

  • 興味が比較的広い
  • 入門レベルの事柄については一定水準の正確な理解をもてる
  • 頻繁に堂々と発言する

 興味が広いことによって、いろんなことを知っている人、という印象を与えることができます。ひとつの分野で弱くても、「でもこの人は他にいろんなことを知っていて、さらにこの分野も知っているのだから……」と、マイナス評価に歯止めをかけることができます。さらに、「いろいろ知っている」はそこまでこけおどしでもなくて、興味をもったそれぞれの分野について、初心者がやりがちな誤解はちゃんと回避して、しっかりとした理解をもっていることが多いです。そして、発言を求められる場ではかなり積極的に発言し、その際の態度も物怖じするところがないので、発言の内容からある程度離れて、自分をデキる人のように見せることができます。

ひかりちゃんの短所

  • 特別に高い能力をもっている分野がない
  • 基本的に物分かりが良くない
  • 飽きっぽい

 興味が広いと言いましたが、ひとつの分野を突き詰めるということはほとんどしたことがなく、「これだけは誰にも負けない」といったジャンルを何ひとつもっていません。じゃあ要領がいい系の人かというとそうでもなく、基本的に物分かりは悪くて、他の人が躓かないようなところで躓きがちです。そして、何より飽き性なので、長期的な信頼を得にくいです。私を長く知っている人であればあるほど、私が何かを始めるたびに「どうせすぐ飽きるだろう」と思い、私のすることを真面目に受け取れなくなるかもしれません。

 最後の飽きっぽいということについてもう少し述べておきましょう。ツイッターの話です。私は基本的に多趣味で、それぞれの分野に関して多くの人は知らないような入門レベルの領域までは踏み込むので、周りからすると「やたらいろんな難しい話をしている人」という風に見えます。それでも、趣味が被っている人は、たとえば「あ、哲学史の人だな」と同胞のにおいを感じてフォローしてきます。しかし、数ヶ月後には数学の話をしています。それで数学に興味がある人にフォローされたかと思うと、今度は音楽理論の話をしています。ツイッターでアクティヴなフォロワーを増やすためにまず心がけるべきことはツイートのジャンルの一貫性ですが、その点私は最悪です。私のツイートを見ているのはリアルの知り合いか、そのとき私が興味をもっているジャンルに興味をもってフォローしてきた最近のフォロワーだけでしょう。

 また、飽き性というか執着の無さはコミュニティに対しても言えて、私は自分が卒業したコミュニティを基本的に大事にしないのです。喧嘩別れをしたコミュニティはほぼありませんが、それでも同窓会に出なかったり、卒業後に元メンバーと連絡をとったりはせず、また、そのコミュニティで従事していた活動もやめてしまうことがほとんどなので、焼き畑式人間関係ではないですけれど、かつてのコミュニティの人たちと今会ったら居心地が悪いだろうなと思うことがほとんどです。それでもツイッターでは元気にしているので、「当時の印象が悪かったわけではないし、その後何かトラブルがあったわけではないけれど、何となくひかりちゃんに対しては良い印象をもっていない」というかつての同胞も多いのではないでしょうか。

以上を踏まえての方針

 コストを考えると、以上のような短所を改善する気にはなりませんので、こうした短所を抱えつつも上手くやっていけるような戦略を考える必要があります。結論としては、「いろいろなことを知っているすごい人」というキャラを自覚的に演じて、デキる感を漂わせ、それで居場所や仕事をゲットするというのがよさそうです。この際、長期的な信頼が得にくいというのはどうしようもありません。しかしそのことによってそれほど困ったことはないし、たぶんそうした信頼に依存せずに上手くやっていくことは可能なので、なんとか頑張りたいと思います。